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芳香族化合物の分離

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  • 耳たこ有機化学「芳香族化合物の分離」の暗記ページです。
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芳香族化合物の分類

■ 酸性の芳香族化合物



分類名
 化合物


 フェノール構造式


分類名
 化合物      化合物
 安息香酸構造式 サリチル酸構造式


分類名 を加えると 物質 を生成。


② この2種類を判別するには、液性 の強さを利用する。
分類名 > 化合物 > 化合物

■ 中性の芳香族化合物



 化合物    化合物


 ベンゼン構造式    ニトロベンゼン構造式


反応 しないので、必ず 用語 層に残る。

■ 塩基性の芳香族化合物



分類名
 化合物
 アニリン構造式


分類名 を加えると 物質 を生成。

 

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芳香族化合物の系統分離

耳たこ音読|有機化合物の分離

■ 音声プレイヤー※音が出ます!

ナレーション 音読さん

有機化合物の分離

有機化合物は有機溶媒などの分類名溶けやすさ、水に溶けやすさ。また、反応によって得られる塩は水に溶けやすさ、有機溶媒に溶けやすさ。さらに、弱酸の塩に強い酸を加えると、弱酸が用語して強い酸の物質ができる。
これより、化合物化合物化合物化合物が入った有機溶媒溶液に希塩酸HClを加えると、液性化合物となり水層に溶けて分離できる。
次に、炭酸水素ナトリウムNaHCO₃水溶液を加えると、炭酸より強弱酸である化合物となり水層に溶けて分離できる。このとき、化合物は炭酸より強弱酸であるのでエーテル層に残る。
次に、水酸化ナトリウム水溶液を加えると、液性化合物となり水層に溶けて分離できる。エーテル層に残ったのが化合物となる。

 

芳香族化合物の系統分離

■ 系統分離の方法



器具 を用いて抽出していく。


用語用語 に分かれていて、用語 に溶けた有機化合物が 物質 となったとき 用語 に溶け出す。


これより、水層に溶けた有機化合物の塩とエーテル層に残った有機化合物を分離していく。

■ 系統分離のパターン①



芳香族化合物の系統分離1


化合物(酸) を加えると、塩基性の 化合物化合物(塩) になり水層に溶ける。


化合物(塩)


 アニリン塩酸塩構造式


化合物 水溶液を加えると、炭酸より強い酸である 化合物化合物(塩) となり水層に溶ける。
このとき、化合物 は炭酸より弱いので反応せずに 用語 に残る。


化合物(塩)


 安息香酸ナトリウム構造式


化合物 水溶液を加えると、酸性の 化合物反応化合物(塩) となり水層に溶ける。


化合物(塩)


 ナトリウムフェノキシド構造式

■ 系統分離のパターン②



芳香族化合物の系統分離2


化合物 水溶液を加えると、酸性の 化合物化合物反応 する。それぞれ 化合物(塩)化合物(塩) となり水層に溶ける。


化合物(塩)


 安息香酸ナトリウム構造式


化合物(塩)


 ナトリウムフェノキシド構造式


② 水を加え 化合物(酸) を加えると、塩基性の 化合物化合物(塩) になり水層に溶ける。


化合物(塩)


 アニリン塩酸塩構造式


③ エーテルを加え水層に 気体 を吹き込むと、炭酸より弱い酸性の 化合物反応 し、エーテル層に溶ける。化合物(塩) はそのまま水層に残る。


化合物


 フェノール構造式

 

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