化学反応式のまとめ

窒素ちっその実験室的製法じっけんしつてきせいほうで、窒素ちっそが発生はっせいする。
　NH₄NO₂ → 2H₂O + N₂

酸化さんかされて二酸化窒素にさんかちっそとなる。
　2NO + O₂ → 2NO₂

水に溶とけて硝酸しょうさんとなり、強酸性きょうさんせいを示しめす。
　3NO₂ + H₂O → 2HNO₃ + NO

一酸化窒素いっさんかちっそが発生はっせいする。
　3Cu + 8HNO₃ → 3Cu(NO₃)₂ + 4H₂O + 2NO

二酸化窒素にさんかちっそが発生はっせいする。
　Cu + 4HNO₃ → Cu(NO₃)₂ + 2H₂O + 2NO₂

四酸化三鉄しさんかさんてつを触媒しょくばいとして、窒素ちっそと水素すいそから得えられる。
　N₂ + 3H₂ → 2NH₃ ( 触媒：Fe₃O₄ )

アンモニアの実験室的製法じっけんしつてきせいほう。
　2NH₄Cl + Ca(OH)₂ → CaCl₂ + 2H₂O + 2NH₃

① アンモニアを白金はっきんを触媒しょくばいとして酸化さんかする。
　4NH₃ + 5O₂ → 4NO + 6H₂O ( 触媒：Pt )
② 一酸化窒素いっさんかちっそを空気中くうきちゅうの酸素さんそで酸化さんかする。
　2NO + O₂ → 2NO₂
③ 二酸化窒素にさんかちっそを水に吸収きゅうしゅうさせる。
　3NO₂ + H₂O → 2HNO₃ + NO

十酸化四じゅうさんかしリンが生しょうじる。
　4P + 5O₂ → P₄O₁₀

リン酸さんが生じる。
　P₄O₁₀ + 6H₂O → 4H₃PO₄

二酸化炭素にさんかたんそが発生はっせいする。
　2CO + O₂ → 2CO₂

一酸化炭素いっさんかたんそが酸化鉄さんかてつ(Ⅲ)から酸素さんそを奪うばう。
　Fe₂O₃ + 3CO → 2Fe + 3CO₂

濃硫酸のうりゅうさんがギ酸さんの分子内ぶんしないの水を脱水だっすいする。
　HCOOH → H₂O +CO

一酸化炭素いっさんかたんその工業的製法こうぎょうてきせいほう。
　C + H₂O → CO + H₂

石灰水せっかいすい( 水酸化すいさんかカルシウム水溶液すいようえき )が白濁はくだくする。( 炭酸たんさんカルシウムが得えられる。 )
　Ca(OH)₂ + CO₂ → CaCO₃ + H₂O
・問題50と同じ反応。

二酸化炭素にさんかたんその工業的製法こうぎょうてきせいほう。
　CaCO₃ → CaO + CO₂

二酸化炭素にさんかたんその実験室的製法じっけんしつてきせいほう。このとき、キップの装置そうちを用もちいる。
　CaCO₃ + 2HCl → CaCl₂ + H₂O + CO₂

① 二酸化にさんかケイ素そと水酸化すいさんかカルシウムを加熱かねつすると、ガラス状じょうのケイ酸さんナトリウムとなる。
　SiO₂ + 2NaOH → Na₂SiO₃ + H₂O
② ケイ酸さんナトリウムを水に溶とかして加熱かねつした水ガラスに塩酸えんさんを加くわえると、ケイ酸さんが得えられる。
　Na₂SiO₃ + 2HCl → H₂SiO₃ + 2NaCl
③ ケイ酸さんを加熱かねつして乾燥かんそうさせるとシリカゲルが得えられる。