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イオン結合
イオン結晶
陽イオンと陰イオンの間に働く [ ○○○力 ](クーロン力)による結合を [ 結合 ] という。 イオン結合によって、陽イオンと陰イオンが交互に規則正しく配列してできる結晶を [ 結晶 ] という。 |
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結合 | 結合は [ 強弱 ] |
融点 | [ 高低 ] |
硬度 | [ 高低 ] |
電気伝導性 | 結晶:[ ○or× ] 液体・水溶液:[ ○or× ] |
水溶性 | [ 溶けやすさ ] ものが多い |
組成式
・組成式 | |
式 | 構成イオンの種類とその割合を最も簡単な整数比で表した式を [ 用語 ] という。 |
作 り 方 |
化合物全体で電気的に [ 用語 ] になるように、イオンの割合を決める。 陽イオンの価数と陰イオンの価数を比較して、 \(~~\)「陽イオンの価数 × 陽イオンの個数」 \(~~~~\)=「陰イオンの価数 × 陰イオンの個数」 となるように、イオンの [ 用語 ] を決定します。 組成式は「陽イオン」+「陰イオン」の順番で表します。 (例外)酢酸イオン CH₃COO⁻ のときは順番が逆になります。 \(~~~\)→ 酢酸ナトリウム CH₃COONa |
名 称 |
組成式の名称は、[ 名称 ] + [ 名称 ] の順番に読みます。 このとき、「イオン」や「物イオン」は省略する。 (例外)「○○酸イオン」と「水素イオン」の組合せの場合は「水素」も省略して、「○○酸」と読みます。 \(~~~\)→ H₂SO₄ 硫酸 |
例 | Al³⁺ と SO₄²⁻ の組合せのときは、 \(~~~\)「Al³⁺」の価数は「3」 \(~~~\)「SO₄²⁻」の価数は「2」 したがって、揃えるためには、 \(~~~\)「Al³⁺」を2倍 \(~~~\)「SO₄²⁻」を3倍 すればよいので、 組成式は「 Al₂(SO₄)₃ 」 名称は「 硫酸アルミニウム 」となります。 |
【問題】組成式と名称
次の組合せの物質の組成式と名称を答えよ。
(1) H⁺ と Cl⁻
(2) H⁺ と SO₄²⁻
(3) Cu²⁺ と NO₃⁻
(4) Al³⁺ と CH₃COO⁻
(5) Ca²⁺ と OH⁻
(6) NH₄⁺ と S²⁻
(7) Mg²⁺ と O²⁻
(8) Fe³⁺ と PO₄³⁻
(9) Fe²⁺ と PO₄³⁻
[ 解答と解説を見る ]
(1) H⁺ と Cl⁻ の組合せのときは、
「H⁺」の価数は「1」
「Cl⁻」の価数は「1」
よって、そそままつなげればよいので、
組成式は「 HCl 」
名称は「 塩化水素 」となります。
(2) H⁺ と SO₄²⁻ の組合せのときは、
「H⁺」の価数は「1」
「SO₄²⁻」の価数は「2」
したがって、揃えるためには、
「H⁺」を2倍
すればよいので、
組成式は「 H₂SO₄ 」
名称は「水素イオン」との組合せなので、「水素」も省略して「 硫酸 」となります。
(3) Cu²⁺ と NO₃⁻ の組合せのときは、
「Cu²⁺」の価数は「2」
「NO₃⁻」の価数は「1」
したがって、揃えるためには、
「NO₃⁻」を2倍
すればよいので、
組成式は「 Cu(NO₃)₂ 」
名称は「 硝酸銅(Ⅱ) 」となります。
(4) Al³⁺ と CH₃COO⁻ の組合せのときは、
「Al³⁺」の価数は「3」
「CH₃COO⁻」の価数は「1」
したがって、揃えるためには、
「CH₃COO⁻」を3倍
すればよいので、
組成式は「酢酸イオン」がある場合は順番が逆になるので、
「 (CH₃COO)₃Al 」
名称は「 酢酸アルミニウム 」となります。
(5) Ca²⁺ と OH⁻ の組合せのときは、
「Ca²⁺」の価数は「2」
「OH⁻」の価数は「1」
したがって、揃えるためには、
「OH⁻」を2倍
すればよいので、
組成式は「 Ca(OH)₂ 」
名称は「 水酸化カルシウム 」となります。
(6) NH₄⁺ と S²⁻ の組合せのときは、
「NH₄⁺」の価数は「1」
「S²⁻」の価数は「2」
したがって、揃えるためには、
「NH₄⁺」を2倍
すればよいので、
組成式は「 (NH₄)₂S 」
名称は「 硫化アンモニウム 」となります。
(7) Mg²⁺ と O²⁻ の組合せのときは、
「Mg²⁺」の価数は「2」
「O²⁻」の価数は「2」
よって、そそままつなげればよいので、
組成式は「 MgO 」
名称は「 酸化マグネシウム 」となります。
(8) Fe³⁺ と PO₄³⁻ の組合せのときは、
「Fe³⁺」の価数は「3」
「PO₄³⁻」の価数は「3」
よって、そそままつなげればよいので、
組成式は「 FePO4 」
名称は「 リン酸鉄(Ⅲ) 」となります。
(9) Fe²⁺ と PO₄³⁻ の組合せのときは、
「Fe²⁺」の価数は「2」
「PO₄³⁻」の価数は「3」
したがって、揃えるためには、
「Fe²⁺」を3倍
「PO₄³⁻」を2倍
すればよいので、
組成式は「 Fe₃(PO₄)₂ 」
名称は「 リン酸鉄(Ⅱ) 」となります。
【発展】イオン結晶の構造
結晶の規則的な粒子の配列構造を示した図を [ 用語 ] という。結晶格子の最小の繰り返し単位を [ 用語 ] という。結晶格子内で、1つの粒子に隣接する他の粒子の数を [ 用語 ] という。 | |
[ ○○型 ] | |
性 質 |
① 単位格子![]() ② イオン:Na⁺ [ 個数 ] 、Cl⁻ [ 個数 ] ③ 配位数:[ 数 ] |
[ ○○型 ] | |
性 質 |
① 単位格子![]() ② イオン:Cs+ [ 個数 ] 、Cl– [ 個数 ] ③ 配位数:[ 数 ] |
[ ○○型 ] | |
性 質 |
① 単位格子![]() ② イオン:Zn2+ [ 個数 ] 、S2- [ 個数 ] ③ 配位数:[ 数 ] |
